そうならないようにするためには、前日までに試験会場までのルートをしっかりと理解しておき、そのルートをなぞるように移動することが必要です。朝決断をしなくて済むように、前日に「このルートで行こう」と決断しておくのです。
できるのであれば試験会場まで「電車一本で行けるところにホテルを予約する」のもおすすめです。電車に乗っている時間が長くても、単語帳でも開いていれば20分も40分も変わりません。ただ、乗り換えがあると、どんなに近くても決断が消費されてしまいます。試験の日の朝は、なるべく簡単なルートで行けるような道のりが望ましいといえるでしょう。
電車の乗り換えも「前日」に調べておく
また、地元の学生が地元の大学を受験する場合でも、しっかり「前日に」乗り換えの方法を調べておくべきです。「当日に」乗り換え案内を調べるのと「前日に」調べるのとでは、決断が消費されるかどうかで、意味合いが全然違ってくるということを覚えておくべきでしょう。
いろいろお話ししてきましたが、一番大事なのは「試験日の朝に決断しなくて済むように、試験日までに決断しておくこと」です。何時に駅に着いて電車に乗るのか、どんな乗り換えルートを行くのか、コンビニに行って何かを買う必要があるのか、買うとしたら何を買うのか、ということを決めておけるようにすることです。
そうすれば、試験までに無駄な決断をすることなく、最高のパフォーマンスで試験を受けられるはずです。
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