4択の選択式は楽?そう言い切れない「落とし穴」 記述式は部分点貰える一方で…解くコツも伝授

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3 数量表現や比較の表現があったら線を引き、その数量が合っているか、別の表現に注意する

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3番目に多い間違いのパターンは、数量・比較の表現です。例えば選択肢では「Aがいちばん大きい」と書かれているものの、実際には本文では「AよりBのほうが大きい」と語っているパターンがありますよね。

間違っている可能性を見極める

社会でも「日米和親条約で開港したのは下田・箱館の2港だった」と書かれていたら、「本当に2港だっけ?ほかの場所はなかったんだっけ?」と考えてみましょう。数字に注目することで、正解が見えてくるというわけですね。

重要なのは、このように「どこが間違っている可能性が高いのか」を明確にして、ポイントを押さえることです。ポイントさえつかめば、本文を読むスピードも上がりますし、何が間違えているのかが明確になって、ケアレスミスをしにくくなります。ぜひ、このテクニックを使ってみてください。

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西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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