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実写化に物議【推しの子】ドラマが意外と好評な訳 ビジュアル再現度が全て…ではない!

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  • 白川 穂先 エンタメコラムニスト/文筆家
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まずキャラクター像に関しては、脚本の力が物を言うのはもちろんだが、特に実写ならではのユニークな手法だと感じたのが「キャラクターと共通点のある俳優を起用したキャスティング」である。

たとえば、作品を象徴するカリスマアイドル・アイ役には、乃木坂46で中核を担っていた齋藤飛鳥を抜擢。さらに、抜群の演技力を誇る子役出身の有馬かな役には元子役の原菜乃華を、アイドルとして天性の素質を持つルビー役には齊藤なぎさを、バズるセンスが一流のインフルエンサー・MEMちょ役にはあのを起用しているが、いずれもキャラ名とキャスト名を入れ替えてもほぼ遜色ないほど、当人たちのキャリアと重なる部分がある。

何かと“深読み”しがいのあるメタなキャスティングなのだ。

ルビー役は齊藤なぎさ。「=LOVE」でセンターを務めたこともあるアイドル経験者だ(出所:【推しの子】ドラマ&映画公式)
有馬かな役は、原菜乃華が演じる。原も、子役出身の女優だ(出所:【推しの子】ドラマ&映画公式)
MEMちょ役に起用されたあの。キャストの中でも屈指の知名度を誇る(出所:【推しの子】ドラマ&映画公式)

若手のキャストが多く、俳優として経験豊富な顔ぶればかりではないが、それもまた芸能界でスターダムを駆け上がっていく登場人物たちの空気とどこかリンクする。

このようにドラマ【推しの子】は、実写化でまず言われがちな“キャラ解釈”への不信感を、キャラクターの個性を尊重したキャスティングによって解消している。

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【押さえてほしい場面は収まっているため満足度は高い】

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