貧困国ドミニカで「野球選手」夢見る少年の"悲哀" インスタに「お金の絵文字」が書かれているワケ
ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ。近代的なビルが立ち並ぶ首都の中心部をひと目見ると、そこが開発途上国であることを忘れさせる。
一方で、足元に目を向けるとゴミが散乱していたり、舗装されていない道も少なくない。
さらに、都心から少し離れると、状況は大きく変わった。私が滞在していた地域では、首都であるにもかかわらず、シャワーは水しか出ないし、2日に1回は停電が起きた。生活するうえで直面するインフラ面の課題が、この国が豊かでないことを証明していた。
アメリカ資本の存在を感じた場所
舗装されていない道や物乞いの少年たちを抜けると、そこには場違いだと思ってしまうほど立派な門が複数個現れた。それは、ドミニカにある、MLBのメジャー球団の、マイナーリーグの組織のグラウンドであった。
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