野菜不足を補う手段の1つとして、便利なのが冷凍野菜。なかでも“冷凍王子”こと西川剛史さんが注目しているのが、国産の冷凍野菜です。
この記事では「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい!冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある西川さんが、国産冷凍野菜をおすすめしたい理由と、普及への取り組みを紹介します。
成人の野菜摂取量「100g不足」
「1日に野菜を350g食べましょう」と聞いたことはありませんか?
これは、厚生労働省が健康づくりのために提唱した『健康日本21』で、野菜摂取量の目標として掲げられている数値です。
しかし、この目標量に対し、2023年の成人の野菜摂取量は、比較可能な2001年以降で最少となる1日当たり256g。約100gも不足しています(厚生労働省/令和4年「国民健康・栄養調査」より)。
健康づくりに大切だとわかっていても、野菜を洗ったり切ったり、調理したりするのは面倒に感じる人も多いもの。近頃の食品価格高騰の影響で、野菜を買い控えているという背景も影響しているかもしれません。
そんななか、野菜不足の解消に一役買ってくれるのが冷凍野菜です。
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