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米政府の対中「半導体・AI」投資規制が実施段階へ 軍事転用など国家安全保障上の脅威に備え

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アメリカ議会では数年前から(国家安全保障上の懸念に基づく)対中投資規制の議論が始まり、それが前出の大統領令につながった。

対中投資規制の影響を受けるアメリカの投資会社は、中国事業の切り離しを進めている(写真はセコイア・キャピタルから分離独立した紅杉中国のウェブサイトより)

一部の議員は財務省に対し、新規制の速やかな策定と実施や、規制範囲の拡大を求めていた。しかし現実には、技術的な区分の難しさや投資形態の複雑さがあり、最終規則の発表まで1年余りの時間を要した。

大手VCは中国事業を分離

「アメリカの国家安全保障を脅かす者による重要技術の開発に、アメリカの投資が利用されることがないよう、焦点を絞った具体的な措置を講じた」。財務省で投資安全保障を担当するポール・ローゼン次官補は、最終規則の発表声明の中でそう述べた。

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一方、対中投資規制の影響を受けるアメリカの投資会社の多くは、すでに中国事業の「切り離し」を進めている。対中投資部門を別会社に移し、ブランド名も変える手法が主流だ。

例えば大手ベンチャーキャピタルのセコイア・キャピタル、GGVキャピタル、ブルーラン・ベンチャーズ、マトリックス・パートナーズなどが、これまでに中国事業の切り離しを完了した。

(財新記者:杜知航)
※原文の配信は10月29日

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