伝説の整体師が伝授「完全無欠の姿勢」になるコツ 姿勢一つで「何があっても大丈夫」の境地に
建物の柱ならば、改築工事を頼んで柱を入れ替えることもできます。しかし私たちは生まれてから死ぬまで、この体を使って生ききるしかないのです。今のあなたの背骨はあなたがどう体を使ってきたかを表しているし、その背骨を使ってこの後も生きていくしかありません。だから背骨は大切なのです。
背骨はあなたが歩んできた道であり、これからあなたが歩む道
そして、その大切な体をどう大切に扱っていくのか? この問いに対して、「まずは基本骨格の矢印を知るべきだ」と私は答えます。私たちは物理法則の世界に存在する、人間という1つの物体です。歪んで倒壊しそうな家に住もうと思う人は、いないでしょう。
しかし、みなさんは自分の体を物体として見ていません。そのため、本当は倒壊寸前になっているのに、気づきません。体を骨ではなく筋肉や内臓で支えているから、そこに無理が生じてしまっている。
まずは物体としてシンプルに安定した状態に置くだけでいいのに気にもかけず、血圧の数値とかがんの検診には躍起になっています。その間にも背骨にはさまざまな力がかかっています。
血圧の数値がどうであれ、腫瘍マーカーがどうであれ、あなたはその背骨を使ってこの後も生きていくのです。背骨は、今まであなたが歩んできた道を示していて、これからあなたが歩む道を示しています。
まずは、本書でお伝えする矢印を知っていただき、背骨には背骨の仕事をしてもらってください。それから力強く一歩を踏み出していきましょう。
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