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北海道の「ペンギンベーカリー」東京出店の内幕 西武国分寺線「恋ヶ窪駅」の行列ができるパン屋

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また毎月10品は新しい商品を並べ、売り場の新鮮味を保っている。開発は本部で行うが、専門の部隊があるわけでなく、パートタイマー含め従業員全員で検討しているそうだ。従業員の7割以上が女性のため、客目線でのアイデアが出るメリットもある。

ベーカリーにしては広い駐車場がある理由

さらに、成功のポイントが立地だという。新しく出店する際は人口や家賃相場、どれぐらいの規模の競合店がいくつあるかなど詳細な立地診断を行う。

「売り上げがよい加盟店は、ペンギン3本柱をしっかりやっているところ。近隣の人口が増えることはないから、客が急に増えて売り上げがよくなるということもない商売。安定して運営していけることが一番の秘訣だ」(高山氏)

北海道名物、ザンギをサンドしたタルタルザンギバーガー(430円)。日本からあげグランプリで金賞受賞のザンギ串(390円)も人気だ(撮影:今井康一)

今回、加盟店オーナーの話も聞くことができた。自動車販売店を展開しているオーナーで、自動車は今後大きな成長は見込めないことから、第2の事業としてベーカリーを始めたそう。客に毎日通ってもらえる地域密着型のビジネスのため、自動車販売にもメリットがあると考えている。将来的には、国分寺府中街道店隣接の空きスペースに自動車販売店を開く予定もあるそうだ。ベーカリーにしては広い駐車場があるのはそんなわけだったのだ。

ベーカリーのほうも、多店舗展開することで人材教育やスタッフのやりくり等、相乗効果を見込めるため、今後も増やしていく予定とのこと。

確かに、日常の食に関わる店舗は信頼できる存在であってほしい。また、なくなってしまうと困るので、安定した運営も重要だろう。

地に足のついた、堅実なビジネスがカギになりそうだ。

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