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沼津餃子って?地元民が熱狂する「中央亭」の謎 「クタッとした餃子」から感じた自信と誇り

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  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
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目の前に運ばれた餃子からは湯気が立ち上っていた。1つひとつが巷の餃子よりも1.5倍くらい大きい。それと皮には焦げ目が付いているものの、パリッとしていない。あ、編集担当が言っていた「クタッとしている」というのはこのことか。

餃子の概念を覆すようなおいしさ

まずは何も調味料をつけずにハフハフしながら口に入れると、歯を押し返すようなモチモチの皮の食感とともに焼き目の香ばしさが広がる。これが何とも心地よい。

たっぷりの餡を包むため、円形ではなく長方形の皮を使用している。丸っこい形も特徴だ。左奥に見える黄色い液体がからし油(筆者撮影)

そして皮を破ると、肉の旨味たっぷりの餡が味覚を刺激する。巷の焼き餃子と違って、脂のしつこさはない。餡の中身は豚肉とキャベツ、ネギ……。あれ? ひょっとして餃子には欠かせないニラやニンニクを使っていないのではないか。

次にタレを付けて食べてみた。これもまた焼き目の香ばしさや餡の旨味をさらに引き立てるではないか。

3個、4個と夢中になって口へ運んでいると、「よろしければ、からし油も試してみてください」と、友田さん。餃子といえばラー油だが、からし油は初耳だ。卓上に置かれた醤油差しに入った黄色い液体がそれだという。

肉がぎっしりと詰まっていて、食べ応えがある(筆者撮影)
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