中国のデジカメユーザー、粉飾オリンパスには反応薄、洪水品薄で高騰のニコンを敬遠

オリンパスの粉飾決算。中国で「奥林巴斯」という名の同社に関する問題と中国人消費者の反応はどうなったのか紹介したい。この事件は中国メディアでは、「奥林巴斯造假門」「奥林巴斯隠瞞門」という名で紹介されている。最後の字に「門」の字が付くのは注目事件での定番フォームだ。

中国メディアは日本の記事を素早く翻訳するため、オリンパスの粉飾決算報道もすぐさま、淡々と日本の各メディアの報道を集めては頻繁に紹介した。その初期段階ですぐに「造假門」「隠瞞門」という名がつけられ、注目事件扱いされた。記事が出るたびに掲示板や、近年それに換わる市民メディアとして注目されるミニブログ「微博」にもニュースのタイトルや内容が転載された。



オリンパスの粉飾決算を報道する中国メディア


 中国人が先進国にコンプレックスを抱いていることは、多くの中国識者が感じているところ。日系企業や外国企業が中国国内外問わずリコール問題を起こせば瞬く間にネットでの抗議活動が爆発的に広がり、外資企業中国法人が従業員とトラブルを起こせば、ネット世論は中国人従業員側に味方する。
 
 中国のネットユーザーは5億人に達しているといわれるが、この5億人の内訳を見れば、デジタル製品などの購入意欲があふれる都市部の若者に集中しており、医療用機器はさておき、デジカメなどのカメラ製品の不買がネットユーザーの間で連鎖するのではないか、そう心配していた。ましてや今回は日本の著名企業と監査法人が絡む未曾有の規模の事件である。

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