「死ぬまでにやることリスト」実現度高める作り方 "時間術の名著"100冊読んでわかった最良の方法とは

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前々回の記事で「締め切りの効果」として紹介したように、人は、「終わり」を意識すると、その時間を有効活用しようという意欲が高まったり、集中力が高まったりします。

今回は「死ぬまでにやりたいことリスト」を取り上げます。

人生が有限であることを意識し、やりたいことをリストアップして、計画を立てておく。そうすることで、「先延ばしすぎて結局はできなかった」という後悔を避けることができます。

(1)バケットリストをつくる

100冊の時間術の名著の著者も、「死ぬまでにやりたいことリスト(バケットリスト)」をつくることをすすめています。

「健康も含め、今の状態がいつまで続くのかは、誰にもわかりません。いつ人生が終わってしまうのかもわかりませんし、どれくらい時間が残っているのかもわかりません。
だからこそ、『バケットリスト(死ぬまでにしたいことのリスト)』を作ることをおすすめします」(滝井いづみ『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』/明日香出版社)

※バケットリストは、英語のスラング「kick the bucket(死ぬという意味)」が由来。

バケットリストのつくり方&使い方

①死ぬまでにやりたいことを思いついたままに、どんどん箇条書きで書く。大小なんでもよい。

たとえば、「レストラン○○のランチを食べる」も、「豪華客船で世界一周の旅をする」も一緒に書く。

②いつまでにやりたいか期限を入れる。

③ときどき見直して追加したり、実現したものは消していく。

バケットリストをつくるときのポイント
●実現可能かどうかは考えなくてよい。
●できるだけ具体的に書いたほうが実現しやすくなる。
  例:× 外国語を話せるようになる
    〇 英語を日常会話レベルまで話せるようになる
●思いつかない場合は、「旅行」「趣味」「家族」「仕事」「買いたいもの」など、テーマを設けると書きやすい。
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