ちなみに、ある調査によると、「一生のうちにこれはやりたいと思うこと」のベスト3は次の通りでした。
1位 旅行
2位 アクティビティや非日常の体験(スカイダイビングやバンジージャンプなど)
3位 趣味
(Time Tree/アンケート期間:2023年1月4日~1月11日)
(2)タイムバケットをつくる
『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス/ダイヤモンド社)では、「『自分は残りの人生で何をしたいのか』を、大まかな時間的枠組みのなかでとらえる」タイムバケットの活用を提案しています。
タイムバケットのつくり方&使い方
①現在をスタートにし、予測される人生最後の日をゴールに設定。
②5年か10年で区切る。5年区切りなら「25~29歳」「30~34歳」「35~39歳」のようになる。それぞれがやりたいことを入れる「タイムバケット(バケツ)」になる。
③やりたいことのリストを書き出す。
④③を実現したい時期のバケツに入れていく。
たとえば、
25~29歳 子どもたちのためにボランティアをする
起業する
40~44歳 本を書く
住みたかった都市に移住
のように振り分けていく。
タイムバケットは、期間を区切ってやりたいことを振り分けるため、いつ、何をしたいかが明確になります。
ビル・パーキンスさんは、「『死ぬまでにやりたいことリスト』に期間を設定すると見えてくるのは、物事にはそれを行うための相応しい時期がある、という事実だ」と書いています。
バケットリストは手軽につくれて、タイムバケットはいつ何をやりたいかがより明確になります。
はじめて「死ぬまでにやりたいことリスト」をつくる場合は、ハードルの低いバケットリストから始めるといいでしょう。
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ふじよし ゆたか / Yutaka Fujiyoshi
有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。神奈川県相模原市出身。編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、自動車専門誌2誌の編集長を歴任。2001年からフリーランスとなり、雑誌、PR誌の制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。文化人、経営者、アスリート、タレンドなど、インタビュー実績は2000人以上。2006年以降は、ビジネス書籍の編集協力に注力し、200冊以上の書籍のライティングに関わる。現在はライターとしての活動のほか、「書く楽しさを広める活動」「ライターを育てる活動」にも注力。(※「吉」の字は正しくはツチヨシ)
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おがわ まりこ / Mariko Ogawa
有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。日本女子大学文学部(現人間社会学部)教育学科卒業。東京都在住。編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、大手広告代理店の関連会社にて企業のウェブサイトのコンテンツ制作にも関わり仕事の幅を広げる。これまでに、子ども、市井の人、文化人、経営者など、インタビューの実績は数知れない。現在は、ビジネス書や実用書などの編集・執筆に携わる一方で、ライターとして約30年活動をしてきた中で培ってきた「書く」「聞く」についてのスキルや心構えを伝えたいと、ライティング講座にも注力。https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/24/09/12/01602/
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