「自分が信じたものに対しては、人から何を言われようと、殻を破っていいと思えた」と語る川岸さんは、新卒で名古屋のテレビ局に入社し、その後リクルートに転職。現在は、社会課題特化型転職エージェントの「SOCIAL IMPACT CAREER」を運営する株式会社Syncにて、社会課題と向き合う仕事をしながら、応援団としての活動も続けています。
「今、私は教育問題や、地域格差に立ち向かっているベンチャー企業を人材面で支援するエージェントに勤務しています。私自身は選択肢が少ない田舎で生まれ育ちましたが、両親にたくさんのことを経験させてもらいました。
早稲田に挑戦したことで、その後多様な人生を歩む方々に出会い、自分自身も想いに沿った選択肢を選べる人生を送れています。私も多くの人に、個々人の想いのままに人生を歩めるよう、選択肢を与えられる人間になりたいと思っています。だからこそ、世界をよくしようという想いを持つ企業様と一緒に仕事をしていきたいと考えています。
また、私自身は現在プロスポーツチームの応援団に所属し、仕事のかたわら応援団としての活動を続けています。今後も仕事と応援活動を両立して、よりよい社会の実現に尽力していきたいと思います」
苦手だった妹とも仲良くなった
そして、かつて苦手だった妹とも、大人になってからはとても仲良くなったそうです。
「小さいときは頭のいい妹が苦手だったんですが、自分が2浪もした早稲田に現役で入ったことで、心からすごいなと尊敬できるようになったんです。妹は最近、パレスホテル東京で、早稲田の同級生(川岸さんの1学年上)と結婚式を挙げたのですが、その際の出し物として、応援団のパフォーマンスをして祝わせてもらいました。今でも妹とはずっと仲が良いですね。妹と一緒に、早稲田生活を送れてよかったです」
人から応援されたことで浪人を頑張り抜き、自分の人生を切り拓いた川岸さんだからこそ、これからも身近な人や、志を抱く人を応援し続けていくのだろうと思いました。
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