東京はひと時の舞台、30代女性「仮暮らし」の部屋 合わない婚活を止め「望む未来」をつかむまで

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取材を受けた理由について、「きっと私のような女性は、東京にたくさんいると思うんです。だからこそ、そんな日常を記事として残してもらうのもいいのかなと思って」と、語ってくれた佐藤さん。

将来は誰かと暮らしたいと思っている人なら、ひとり暮らしは「仮の暮らし」のように感じるかもしれない。しかしそこで自分に向き合い、内面に培ったものは、未来にその人を支えてゆく軸となるはずだ。

佐藤さんの部屋は、望む未来を待ちつつも、二度とない“今”を大切に生きるための、柔らかに整えられた部屋だった。

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本連載では、ひとり暮らしの様子について取材・撮影にご協力いただける方を募集しています(首都圏近郊に限ります。また仮名での掲載、顔写真撮影なしでも可能で、プライバシーには配慮いたします)。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。

1Kの自宅で紡ぐ、私らしいひとり暮らし

家族から送られてきた梅
家族から送られた梅を漬ける。新聞はその荷物に入っていたものを再利用し、存在を身近に感じて(撮影:尾形文繁)
部屋に飾ったアート
アートは尊敬する起業家の企画展で購入した(撮影:尾形文繁)
リラックスタイムのためのアロマグッズ
リラックスタイムのためのアロマグッズは気分によって使い分ける(撮影:尾形文繁)
スーツケース
今も旅が好き。スーツケースは出張にも活躍する(撮影:尾形文繁)
調理器具
調理器具を置くスペースが少ないので、上に積み上げるスタイル(撮影:尾形文繁)
【写真】にぎやかな子ども時代をへて、今は「ひとり暮らし」。そんな佐藤さんの暮らしの様子(12枚)
蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰

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はちや ともこ / Tomoko Hachiya

東京都出身。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。語学教材の専門出版社を経て2014年よりフリーランスのライター・編集者として活動。住宅・教育分野の執筆多数。

https://linktr.ee/asuamu

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