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スマホより軽い!振り切った「VRゴーグル」の勝算 VRChatとビジネス用途の要求を同時に満たす

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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額の部分だけで保持でき、顔面への負担が少ない(筆者撮影)

劇的な軽量化を可能にしたのが、時代に逆行する“有線接続”という選択にある。バッテリーや無線通信ユニットは搭載せず、有線に割り切ることで、大幅な軽量化と小型化を実現した。決断の背景には、VRChatユーザーはバッテリー駆動より装着の快適さを優先するという確信があったからだ。

無線接続を省くなど割り切った仕様となっている(筆者撮影)

重量を抑えたことで、長時間の使用時も首や顔への負担が大幅に軽減される。Meta Questのようなヘッドセットでは目の周辺全体に押し当てるように固定していたが、MeganeX superlight 8Kでは額と頭部のみで固定できる。従来のVRヘッドセットでは、長時間使用時の疲労が課題となっていたが、MeganeX superlight 8Kはこの問題に正面から取り組んだ。

シリコン製の囲いは没入感を高めるためのもので、それ自体で機器を固定しているわけではない(筆者撮影)

画質向上への強いこだわり

画質については、BOE製の片目4K高解像度OLEDディスプレイを採用している。岩佐氏によると、このディスプレイは製品原価の約3分の1を占めるという。この高コストな部品の採用からも、画質向上への強いこだわりがうかがえる。有線接続により、安定した高帯域通信が可能となり、高精細な映像をストレスなく楽しめる。無線接続の場合、電波環境によっては画質の劣化や遅延が生じる可能性があるが、有線接続ではこの問題も解消される。いい画質を、そのまま見えるというわけだ。

片目4Kで色再現性の高いBOE製ディスプレイを採用している(筆者撮影)

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