木村石鹸がずっと培ってきたものや、今まで正直にやってきたことの積み重ねがあるから、こういう広告が生きるのではないか。「正直さ」をテクニックで表現しようとしても、見透かされてしまうと思うのです。
商品そのものもそうですし、その商品の見せ方、語り方、売り方も含めて、「正直さ」を真ん中に置きたい。それが、木村石鹸らしさだから。
こういった正直なコミュニケーションを心がけているからか、僕らの元には、多くのお客さんの声が届きます。「私には合いませんでした!」という声もあれば、「合うか合わないか心配だったけど、めちゃくちゃ合いました!」とか。
こちらが正面から向き合ったことに応えてくださるかのように、お便りが届くのです。
ストーリーがあるプロダクト
小さいお子さんががんばって描いてくれた絵が届いたこともあります。お母さんからの手紙によると、「12/JU-NI」シャンプーを使って髪がキレイになったのがうれしくて仕方なくて、絵でその気持ちを伝えようとしてくれたようです。もとはお母さんが使うために買ってくれていたのが、今では娘も大ファンになってしまった、と書かれていました。
最近は、90歳の女性から会社に電話がありました。「『12/JU-NI』シャンプーを使ったら、生まれて初めて自分の髪を好きになれたの」と。
ずっと自分の癖の強い髪が嫌いでたまらなかった、コンプレックスだった。「12/JU-NI」を使って初めて、自分の髪に自信が持てるようになった。私はもう老い先短いけれど、本当にうれしかった、というようなお言葉をいただいたそうです。
その話に、電話対応したスタッフも思わず泣いてしまいました。ちなみに「12/JU-NI」は、86歳の妹さんが薦めてくれたそうで、その姉妹間のやりとりも素敵だなと思いました。
だれかの悩みとかコンプレックス解消のお役に立てるなんて、めちゃくちゃ幸せなことです。その方は、電話で1年分まとめて注文してくれました。手前味噌ですが、こんなストーリーがあるプロダクトって、やっぱりいいなぁと思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら