「極悪女王」ヒットが示す"復活できる人"の6条件 「復活できる人」と「消えてしまう人」の違いは?

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唐田えりかさんは、2020年に俳優の東出昌大さんとの不倫が報じられ、1年半の休業を経て、俳優として復帰。現在は日韓で活動しているが、日本国内では、大きく注目されてはいなかったし、相手側の東出さんの離婚、再婚の報道も出て、「不倫した過去」が何度も蒸し返される状況が続いていた。

ゆりやんレトリィバァさんは、不祥事、スキャンダルはないものの、メディア露出の面では苦戦していた感がある。ゆりやんさんは、女性芸人を対象とする「THE W 2017」と「R-1グランプリ 2021」で二冠を達成しており、実力は折り紙付きだが、その尖った笑いは一般視聴者から理解されにくく、SNSで「面白くない」と言われてしまうことも多々あった。

今年の5月には活動拠点をアメリカに移すと発表したが、中には「日本で売れないから……」といった心ない言い方をする人もいた。

この3人は、いずれも『極悪女王』で高い評価を得ている。特に、SNS上では叩かれて続けてきたのだが、その論調も変わりつつある。なぜここまで評価が一変したのだろうか。

そこまで批判される必要があったのか

剛力さんは、前澤さんとの熱愛が発覚する前から、「事務所のゴリ押し」と叩かれることが多かった。真偽はさておき、デビュー間もなくからメディアに多く露出していたため、「実力がないのに出まくっている」と見ている人も少なからずいた。

前澤さんとの恋愛にしても、両者とも既婚者ではないので、不適切な関係では一切ない。前澤さんが「お金持ち」として知られ、物議を醸すような言動を取っていたこともあり、剛力さんも格好の標的となった面はあるだろう。

事務所退所後に地上波で見かけなくなっていったのも、「事務所の力で売れていた」というイメージを定着させてしまうことになったように思える。

剛力彩芽
作品への思いを語る、剛力彩芽さん(画像:YouTube「Netflix Japan」チャンネルより)
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