米大統領選は副大統領候補で決まるかもしれない 共和ヴァンス氏と民主ウォルズ氏ガチンコ対決

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

9月29日はこの秋初のG1レース、スプリンターズステークス(中山競馬場・芝コース・1200メートル)が開催される。

ロードカナロアやグランアレグリアといった絶対王者がターフを去って久しく、昨今の短距離路線はまさに戦国時代。狙うべきは3連勝中の新星サトノレーヴか、当レース連覇を狙うママコチャ(3枠6番)か、それとも今月のセントウルSを含む重賞4勝のトウシンマカオ(1枠2番)か、はたまたスプリントレースの常連で今度こそG1を勝ちたいナムラクレア(3枠5番)か。しかも香港からは短距離G1馬のビクターザウィナー(7枠14番)までやってくる。

スプリンターズSの本命は「春G1馬」のマッドクール

迷うところながら、筆者の選択はマッドクールだ。この春の高松宮記念を制し、昨年の当レースでも2着なのだから、最優秀スプリンターの最短距離にいるはずなのだが、この間に2度、香港のレースに挑戦して大負けしたために、オッズが程よく低下している。これぞ狙い目。スプリンターの春秋制覇を期待してみよう。

鞍上の坂井瑠星騎手は、G1騎乗後はフランスの凱旋門賞(10月6日)でシンエンペラーに乗るという大仕事が待っている。幸いにも今年は日程が重ならず、このレースで昨年の雪辱を果たす機会が回ってきた。ここを勝って、凱旋門賞でもいいところを見せてもらいたい。

スプリンターズステークスは、紐荒れが多くて高配当が出やすいレース。そこでつい、あれこれと買いたくはなるのだが、ここはマッドクールの単勝と上記5頭へ流す馬連狙いに絞って勝負することにしたい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は10月5日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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