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梅田に出現「おしゃれなコーナン」が革命的すぎた グラングリーン大阪「gardens umekita」の凄さ

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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もちろん、DIY需要を押し出すなどの特徴はあるものの、基本路線はこれまでのコーナンの延長線上にあった。店内の導線もそうだ。消費者としては、なにか目的があって行く、となるから、地方・郊外にあるコーナンと同様、整然とした棚の並び方になる。

通常のコーナンの店舗の通路。整然と商品が並んでいる(著者撮影)

一方、「gardens umekita」は、かなり大胆だ。メインの商材を「緑と水」に絞り、専門店のようにしている。実際、都心部への出店を考えたとき、この方法は合理的である。というのも、都心部の場合、周りに多くの専門店が存在している。そのため、ホームセンターがその強みとして持っている「何でも揃っている」ことが、さしたる強みにはなりにくい。そんな中で、店の「個性」を押し出す方向が、その店のプライオリティを作り出すだろう。

今回は「緑と水」に注力し、そこに特化することで、たくさんの店がある中でコーナンができることが考えられている店舗だといえよう。そして、店舗構造もそれに合わせて通常のコーナンと変えている。

先ほども書いた通り、その通路は曲がりくねり、欲しいものまで一直線で行くというよりも、店を回遊して見ることになる。ある意味、街をぶらつく延長として、コーナンの中も見て回ることができる作りなのである。これまでの都市型コーナンと、消費者の動き方も変わってくる。

通路は複雑だ(著者撮影)

「ちょっと地味」なイメージがある「ホームセンター」

このように、今回のコーナンの試みは、あらゆる点で都心型のホームセンターに挑戦している。

同時に筆者が考えたのは、こうした店舗の存在は、既存の「ホームセンター」の概念を覆しうるパワーも持っているのではないか、ということだ。

突然だが、皆さんは「買い物をする場所」と聞いてなにを思い浮かべるだろうか。多くの人がデパートやショッピングセンター、あるいは商店街などを思い浮かべるのではないだろうか。一度でパッと「ホームセンター」を思い浮かべる人はなかなかいないだろう。ホームセンターは、これまで「ちょっと地味」な存在だった。

身近すぎるがゆえに(?)、あまり語られてこなかったホームセンター(筆者撮影)
こちらはナフコ。日本全国、さまざまなホームセンターがあり、地元民に愛されている(筆者撮影)
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