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米国の株離れをもたらす構造変化の正体 フィデリティ・インベストメンツ資産運用部門社長

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──私の友人の一人は、08年に市場が暴落したときにパニックに陥り、すべての株式を売り払った。その結果、「安く買い、高く売る」ではなく、まったくその逆の売買をしてしまった。

パニック的な行動は、個人投資家によく見られる。フィデリティのデータによると、人々は、401kプランでは、自分の判断で投資する場合とは違った行動をとっていた。ほとんどの投資家は、08年から09年前半にかけてでさえ、年金プランをまったく変更しなかった。せいぜい配分を少し見直しただけで、投資資金を少し増やした人もいた。

ところが同時期に、これらの投資家の一部は、個人の投資口座ではまったく異なる行動をとっていた。彼らはパニックに陥り、09年の初めに株を売ってしまっていた。これは最悪のタイミングだ。

Ronald P O’hanley
1986年にハーバード大学ビジネススクール修了後、マッキンゼー&カンパニー入社。97年にバンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンに移り、2007年に同社資産運用部門のCEOに就任。10年7月より現職。

(聞き手:リチャード・カッツ(本誌特約・在ニューヨーク) =週刊東洋経済2011年12月17日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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