スバルが三洋社員を雇用、大量採用で見せた自信

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小


 だが挽回生産は来年春にも一巡する。しかも群馬製作所は7割以上が輸出向けで円高が逆風になる。生産は減少しないのか。スバルはそんな心配をよそに、今後も高水準の生産を見込む。

12月20日に発売する新型「インプレッサ」に加え、来春にはトヨタと共同開発したスポーツ車「BRZ」が控える。軽自動車を生産してきた本工場は、BRZなど乗用車の生産拠点に衣替えする計画で、そのための要員も必要になる。

スバルは工場の高稼働を維持して、円高での採算悪化をカバーしようとする。「北米では好調な販売モメンタムを維持している。インプレッサを投入すればさらに伸ばせる」(吉永泰之社長)。今回の大量採用は、スバルの自信の表れといえそうだ。

富士重工業の業績予想、会社概要はこちら

[+画面クリックで詳細チャートを表示 <会員登録(無料)が必要です>]

(並木厚憲、又吉龍吾 =週刊東洋経済2011年12月17日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事