洗濯はただの布を洗うのではなく、こういった付属の要素が組み合わさって服になったものを洗います。だから「綿だから洗える」とは気軽に言えません。繊維の特徴に加え、服に付属するさまざまな要素を総合して、どんな洗い方ができるかを考える必要があります。
その判断の参考にするのが、洗濯絵表示なのです。
洗濯絵表示の見方の正しい考え方
ただし、洗濯絵表示の方法で洗うということではありません。
実を言うと、販売されている衣類の多くが製品化したあとにしっかりと洗浄テストをしておらず、パーツごとの試験結果だけで、無難な表示が付けられているものが少なくありません。そのため、絵表示だけでは適切な洗濯にならないことも多いのです。
洗濯絵表示を確認するのは、その服に使われているパーツや加工など、さまざまな要素によって起こるリスクを読み取るためです。
このように、洗い方を考えるときには、洗うものがどんな繊維でどう作られているかを見ることが大事です。
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