「70歳を過ぎてもデート楽しい」中尾ミエの恋愛観 若い頃は、もっと「よれよれ」だと思っていた

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結婚という形を取らないだけで、お互いに自由でいられるという(写真:8x10/PIXTA)
もともと結婚という言葉自体にも拒否反応があり、結婚ではなくパートナーシップという形を選択してきたという中尾ミエさんは、男性との関わり方について、若い頃に抱いていたイメージが変わってきたといいます。
そんな中尾さんと、精神科医として多くの高齢者と接してきた和田秀樹氏との対話の中から見えてきた、これからのシニア世代にとって必要な「人との関わり方」とは。
※本稿は、中尾さんと和田氏の共著『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

年を取ってからでも恋愛をしていい

和田 中尾さんみたいにパートナーとうまくいっている人に言うべきことではないでしょうけれども、近年は熟年離婚が多いと取り沙汰されていますね。あるいは夫が定年退職したら、「夫源病(ふげんびょう)」ともいいますが、ぬれ落ち葉みたいな夫と一緒にいると気がめいってくる女性が増えているらしい。

結局、最初の結婚をして出産・子育てを経て、夫の面倒を見たりする時期を、大体30年と考えると、そこからさらに20〜30年くらい人生の時間が残っているわけですよね。

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