9月なのに猛暑日続出「この暑さいつまで続く?」 カギは海面水温「暑さと台風の深い関係」を解説

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台風の日本への上陸数が最も多いのは、9月です。

台風の月別の主な経路(出典:気象庁HP)

太平洋高気圧の周辺の風に流されて、台風は放物線を描くように日本付近へ進みます。この先も台風が発生しやすい状態が予想されるため、日本を直撃するおそれがあります。

10月も台風の上陸に注意

また、今年は太平洋高気圧の張り出しが強いため、10月にかけて台風が日本付近を通りやすいでしょう。先月の台風10号のときのように、台風周辺の湿った空気が流れ込むことによって、台風から離れていても大雨となる可能性もあります。

平常時から、ハザードマップで避難所や避難経路を確認し、防災グッズを準備しておくと安心です。

そして、台風が来る前には窓を補強するなどの暴風対策、側溝の掃除や土のうを準備するなどの大雨対策を。断水や停電への備えとして「3つの満タン(ガソリン、生活用水、携帯のバッテリー」を覚えておくといいでしょう。いざというときの行動を具体的にイメージしておくと、身を守ることにつながります。

台風前の準備・3つの満タン(出典:weathermap)
久保井 朝美 キャスター、気象予報士、防災士

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くぼい あさみ / Asami Kuboi

愛知県岡崎市出身。9月20日(空の日)生まれ。NHK総合「サタデーウオッチ9」気象キャスター。父の影響でよく登山をしていて、天気に興味を持つ。農業の経験や番組で気象情報を担当したことから、気象と生活・経済との密接な関係を実感し、気象予報士の資格を取得。子どもからお年寄りまで分かりやすく、命を守る情報を伝えるため、テレビに出演、全国で講演を行なっている。趣味は、お城めぐり、アニメ。2021年「美人すぎるお天気キャスターランキング」1位に選出。

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