9月なのに猛暑日続出「この暑さいつまで続く?」 カギは海面水温「暑さと台風の深い関係」を解説

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

東南アジア付近で積乱雲の発生が多い(対流活動が活発になる)と、日本付近に太平洋高気圧の張り出しが強まり、気温が高くなるという相関関係「PJ(Pacific-Japan)パターン」により、暑さが長引きそうなのです。

今年の秋は日本の南東で太平洋高気圧が強く、偏西風が平年より北寄りを流れるために、日本付近が暖気に覆われやすいといえます。

3連休に台風接近のおそれ

日本の南で積乱雲が多く発生するということは、台風ができやすいということです。

9月11日の雲(出典:weathermap)

日本付近は晴れているところが多いですが、南の海上では対流活動が活発で雲がたくさん発生しています。日本のはるか南にあるマリアナ諸島付近の雲は、9月10日に発生した台風13号です。

台風13号の進路予想図(出典:weathermap)

台風13号は、今後発達しながら北西に進み、次第に日本に近づく予想です。3連休の14日から15日にかけて、強い勢力で、暴風域を伴って、沖縄にかなり接近するおそれがあります。沖縄では大荒れの天気となるおそれがあり、沖縄・奄美で暴風や高波に厳重な警戒が必要です。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事