遅刻理由を質問「Why are you late?」は失礼な訳 ビジネス英会話で大切な3つのポイント

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質問するときは、ワンクッション置く

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相手に丁寧な印象を与えるための、便利な表現もお伝えしましょう。

「質問の前にワンクッション置く」は、きつい印象を和らげるためのルールです。

次の2つの例文を比べてみましょう。

ダイレクトな表現:

What is that?

How much is this?

インダイレクトな表現:

Do you know what that is?

Could you tell me how much this is?

初対面の人に質問するとき、What is that?( あれは何ですか)やHow much is this?(これはいくらですか)のようにダイレクトに聞くと、素っ気ない印象を与えてしまいます。

この場合はDo you knowやCould you tell meを冒頭につけて、Do you know what that is?(あれが何なのかご存じですか)やCould you tell me how much this is?(これがいくらなのか教えていただけますか)のようにすると、ソフトな印象に変わります。

何かを質問したいときには、このようにDo you knowや Could you tell meをつけてワンクッション置くことを意識してみてください。

伊藤 日加 ビズメイツ取締役

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いとう ひか / Hika Ito

カナダで生まれ育った日系2世。1996年来日し、英語教師としてベルリッツ・ジャパンに入社。英語教師を経て、同社4校で主任教師に従事し、教師の採用およびマネジメント、品質管理を担当。4年連続エクセレントパフォーマンス賞を受賞した。2008年より本社商品開発マネージャーとして、世界のベルリッツで使用されているビジネス向け教材、企業向けカスタマイズ教材の開発を担うかたわら、企業向けのセミナー講師を担当。2012年7月、ビズメイツ株式会社を設立し、取締役に就任。以来、BizmatesPhilippines, Inc. CEOを兼任。これまでビジネス英語を指導してきたビジネスパーソンは2万人以上にのぼる。2022年6月には、YouTubeチャンネル『ビジネス英語コーチHika』を開設し、社会人の英語学習の支援に力を注いでいる。

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