中学受験は「120%親のエゴ」と、肝に銘じよ

「楽しみ方」を覚えた子に、過干渉になるな

そんな「やらされて始めた」中学受験なのに、いつしか息子さんはそれを楽しめており「爆走モード」なのですから、別に無理に「通常モード」に戻す必要などないんじゃないでしょうか。

小学6年生の自律性なんてたかが知れています。勉強が面白くなければ、何時間もじっと耐えることはできません。今お子さんが「爆走モード」でいられるのは、間違いなく勉強が「楽しい」と感じているからです。

「楽しい」の中には、「あいつよりできる」という優越感もあれば、「世の中の仕組みや原理を知ることが楽しい」という知的好奇心もあるでしょうが、いずれにせよ、楽しければ勉強はいくらでも続きます。

今すべきは「褒めて褒めて褒めまくる」こと!

大人は「この勉強をしないと昇進できないから」といった危機感をもとに勉強するケースがありますが、子どもの場合それはありません。中学受験の合否が将来に及ぼす影響など、考えていませんから。大人と子どもはそこが違うのです。

なので、心配しなくても勉強しすぎて体を壊すなんてことはありません。むしろ注意すべきは、「親が干渉しすぎること」。子ども自身がコントロールできる範囲を狭めてしまい、せっかく高まっているやる気を削いでしまうことこそ、いちばんの懸念材料なのです。

「この間のあのテストの点はどうだったのか」

「一生懸命勉強しなかったら受からないぞ」

「あの子はこんなに勉強しているらしいよ」

連日そんな言葉をかけていらっしゃる親御さんは多いかもしれませんが、小学生はほとんど本能で意思決定していますから、「やりたいことをやる」し、「やりたくないことはなるべくやらない」。親の役目は「やりたくない勉強をやらせる」ことではなく「勉強をやりたくさせる」ことにあるのです。

そして、ご質問者様の場合はすでに息子さんが「勉強やりたい」モードで「爆走」しているわけで、これ以上親がやるべきことなんてないのです。新学期が始まろうがなんだろうが、モードを変えてやろうと奮起する必要はないでしょう。

唯一やって効果があるとすれば、勉強をやりたくさせるよう、褒めて褒めて褒めまくる、励まして励まして励ましまくることです。親が認めてくれれば、勉強はより楽しくなります。承認に承認を重ねてください。結果、私みたいな人格の人間が出来上がりますが、それが嫌でなければ(笑)。

ご質問者様の息子さんがこのまま勉強を楽しみ、来年いい結果を残すことを期待しています。ではよい残暑を!!

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