「ビッグベン」の鐘は最大で6秒遅れていた 点検回数を増やし、正確さの維持を目指す
[ロンドン 25日 ロイター] - 「ビッグベン」の愛称で知られる英国会議事堂の時計台。定時になると鐘の音を鳴り響かせているが、今月半ばごろにこの鐘の音が毎時最大で6秒遅れていたことが分かった。
調査に当たっているエンジニアらによると、遅れが確認されたのは今月15日前後。「いくつかの小さな問題が原因かもしれない」としている。
時計は振り子の上に乗せられた古いペニー硬貨によって制御されており、現在では遅れは1秒未満になっているという。国会議事堂はウェブサイトで「1週間あたり3回だった定期検査を週末を含め毎日行っている」としている。
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