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スズキ 「インドでシェア5割奪還」への大勝負 莫大な増産投資を継続、部品メーカーも殺到

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インドで莫大な増産投資を続けるスズキ。「シェア50%」奪還なるか。

EVコンセプトモデル「eVX」の前に立つ鈴木俊宏社長
スズキ初のEVコンセプトモデル「eVX」。鈴木俊宏社長(左)は世界戦略車に位置づける(写真:スズキ)

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世界一の人口を抱え、GDPで世界3位になることが確実視されるインド。日本企業はこの国とどう向き合えばよいのか。本特集では、インドの実情とビジネスのヒントを徹底リポートする。

「今しかインド進出のチャンスはない、乗り遅れるな。同業者はみんなそう話している」

愛知県内にある自動車部品会社の幹部は興奮気味に語る。同社は中国や東南アジアなどに生産拠点を持つが、これまでインドでの実績はない。だが現在、現地企業と合弁を組み、急ピッチでインドに工場を建設しようとしている。

「スズキの大口サプライヤーのインドでの生産キャパがすでに限界だと聞いた。増産計画に合わせて進出すれば大きな仕事をもらえるだろうという思惑だ」(同幹部)

サプライヤーが熱い視線

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