有料会員限定

米中対立で脚光を浴びる超大国インドが熱い! 日本製鉄、スズキ、パナソニック、ダイキン…

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

国際協力銀行が日本の製造業向けに「長期的な有望国」を尋ねた調査で、インドは中国を突き放し、断トツとなった。

浮上したインド

有望国と目される理由の1つは人口だ。インドの人口は23年に14億2860万人に達し、中国を抜いて世界一となった。

しかも、年齢の中央値は27.9歳(22年時点)。四半世紀後の50年になってもなお38.1歳と、働き盛り世代がボリュームゾーンを占める。中国の中央値が38.5歳(同)、50年に50.7歳になっていることと比較すると、経済成長のポテンシャルがうかがえる。

1人当たりの平均所得水準は現在2500ドル前後。日本の1970年代初頭と同程度だが、年間約10%ずつ拡大しているとされ、個人消費支出はうなぎ登りだ。

00年に世界13位だったインドのGDP(国内総生産)は、24年見通しでは日本に次ぐ5位。5年後の29年には日本とドイツを抜き、米国、中国に次ぐ世界3位の経済大国になると予測されている。

関連記事
トピックボードAD