さんまの東大方程式だけじゃない"面白い東大生" 身体に英単語書いて暗記、半年で猛勉強し合格
3 元偏差値39から東大に受かった女の子
東大農学部卒の松島かれんさんは、内部進学で附属の大学を目指す生徒が非常に多い高校に通いながら、一念発起して東大を目指しました。
その勉強法は非常に独特。「手や腕、爪や脚などにも覚えなければならない英単語や歴史の年号・イベントを書いて、普段から見るようにする」というものでした。
その姿を見た友達からの当時の彼女のあだ名は「耳なし芳一」だったそうです。耳以外の身体全体にお経を書いていた「耳なし芳一」のエピソードそっくりだったところからつけられたあだ名だったとか。
また、自宅のドアに数式や英文を貼って、「その数式や英文を暗唱しなければ、家から出られない」というルールを自分に課し、いつどんなときでも勉強できるようにしていました。正直、東大生の中でも「そこまで」やっていた人というのは本当に稀で、彼女の話を聞くことで「ここまで努力すれば、努力は報われるんだな」と感じました。
1日3時間勉強で、東大に見事合格
4 フリーターから33歳で東大合格した人
東大文学部卒の青戸一之さんは、フリーター生活を経た後、30歳で東大受験を決意して、33歳で東大に合格しました。
その大学受験のきっかけが非常に特殊で、「塾で働いているときに、東大志望の生徒が不合格になってしまったから」。教えている側として、自分自身の経験の足りなさを痛感した結果、「このまま学習指導をする仕事を続けるなら、自分も東大受験をしよう」と決意し、そこから東大受験に挑んだそうです。
青戸さんは塾講師の仕事をしながら、1日3時間勉強して、東大合格を掴みました。彼は教える仕事についていたからこそ、うまくいったのだと分析しています。
「新しいことを勉強しても、その勉強している内容を誰かに教えるつもりで咀嚼して理解することができ、その結果として成績が上がったと思います」
「教える」というのはとてもいい勉強になるのだそうです。
いかがでしょうか? いろんな逆境を乗り越えて東大に合格している人たちの話は、聞いていてとても学びがあります。
東大のいいところは、「どんな人でも、大学入試でいい成績さえ取れれば東大に行けること」だと思います。
小中学校でサボってしまった人でも、高校時代に挫折した人でも、家が貧乏な人でも、何歳になってからでも挑戦できる。どんな状況からでも東大を目指すことができる。
だからこそ東大は多様な人たちが集まっていて、面白い空間になっているのではないでしょうか。
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