過敏性腸症候群(IBS)とうつ病--病は気からもたらされる
IBSにしても、うつ病にしても、企業経営からみれば、困ったものである。社員たちにプレゼンテーションさせたら、あるいは役員や部長などに昇進させたら、メンタル面から病気になる。遅刻したり、欠勤したり、生産性に問題が出る。そのうち家にこもりきりになり、会社に出てこなくなる。
そんな事情をかかえながら人事を行ったら、会社はおかしなことになりかねない。
しかし、IBSは軽いものなら適切な治療を行えば快方に向かうとしても、うつ病になるとそう簡単ではない。メンタルな病に“特効薬”はなかなかない。経営者たちも深刻に頭を抱えることになりかねない。
経営者に助言としていえることは、“よい経営を行いなさい”ということ。社内に無用なストレスや軋轢、障害を生まない。それでも社員たちがメンタルな病を発症することもありうる。
経営者にこそよいカウンセラーが必要な時代なのかもしれない。
(東洋経済HRオンライン編集部)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら