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フワちゃんの謝罪に見えた「無邪気」という危うさ 「多様性」のラベルが剥がれて表出したもの

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  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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こうした「世間が許しても、私は許さない。だから完膚なきまでに、たたきのめすしかないのだ!」的なムードは、とくにSNS炎上をめぐっては、よく見られる。

今回の件については、やす子さんが「許す」と発言し、フワちゃんが謝罪のうえ活動休止を決めた以上、(少なくとも対外的には)当事者間の問題は解決している。

にもかかわらず、さらなる厳罰を求める。法的で業界的な審判が下されないなら、あるいは「その処分に私は納得がいかない」なら、どれだけ私刑を加えても構わない……といった、ゆがんだ正義感がSNSにはあふれている。

【画像8枚】「反省して、精進します。」「署名は”フワちゃん”」…。大炎上&やす子への謝罪後にした、フワちゃんの投稿の様子

でも、しょせん他人は他人だ。人は誰しも「生きてるだけで偉い」。パリオリンピックが終わった今、やす子オリンピックに出場しようではないか。一人ひとりが、それぞれ別の競技に挑み、そこにはライバルはいない。誰かに向けている敵意を、自分の向上心に切り替えられたなら、そこに「皆優勝」の未来が待っているはずだ。

その他の画像

「オールナイトニッポン0」の休止が決まり、フワちゃんらしからぬ真面目な様子で謝罪(画像:本人の公式Xより)
Google PixelのCMはすべて非公開となった。CM内で使われていた「消しゴムマジック」を自身のXでも披露(画像:本人の公式Xより)

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