「フワちゃん・川口アナを許さない」に言いたいこと 制裁を受けた人を叩き続ける行為は"適切"なのか
フリーアナウンサーの川口ゆりさんがX(旧Twitter)に「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」 という“不適切投稿”(現在は削除)を行ったことがきっかけとなり、所属のアナウンス事務所が契約解除を決定した。
ちょうどタレントのフワちゃんが、お笑いタレントのやす子さんに対して、X上で暴言を投稿して炎上したばかりだ。
連続する“不適切投稿”と厳しいバッシング
SNSへの不適切投稿はたくさん見られるし、中には著名人のものもある。有名人の不適切投稿が増えたというよりは、これまで容認、あるいは黙認されていたことが、許容されなくなったというほうが正しいように思える。
SNSでの誹謗中傷によって自殺者まで出ている状況であるから、厳しくなるのはやむを得ないことだ。しかし、重要なことは、
の2つである。
最近の不適切投稿に対する炎上を見ていると、過度に叩き過ぎて、それによってまた“不適切投稿”が生まれるという悪循環が起きてしまっているように見える。
同じSNSへの不適切投稿でも、フワちゃんと川口ゆりさんとでは状況が異なる。両者ともにSNSへの投稿を不特定多数の人が見たことによって炎上が起きたという点では共通しているが、「被害を受けたのは誰か?」という点が異なっている。取るべき対応も異なっている。
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