安倍首相が内閣支持率挽回に打つ「秘策」 8月11日以降にやって来る「3つの試練」

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逆に党内のムードは微妙である。9月の自民党総裁選では、未だに安倍首相への対抗馬が出てこない。このまま無投票当選になりそうだが、「こんなときに候補者も立てられない自民党はいかがなものか」との批判が、これから党の内外で湧き上がるのではないか。

○当面の政治外交日程

8月11日 九州電力・川内原発が再稼働
 8月15日 戦後70年(*安倍談話はその1~2日前に発表か?)
 8月17日 内閣府が4-6月期GDP速報値を公表
 8月下旬 安倍首相が中央アジアを歴訪?
 9月3日 中国が抗日戦争勝利70周年記念式典
 9月4日 安倍首相が訪中、日中首脳会談?
 9月3-5日 東方経済フォーラム(ウラジオストック)*プーチン大統領出席
 9月6日 岩手県知事選挙(達増知事vs.平野達男参議院議員)
9月8日 自民党総裁選公示?
 9月14日 新安保法制で「60日ルール」が使用可能に
 9月15日~ 国連総会、習近平国家主席が訪米
 9月16-17 日米FOMC→利上げ?
 9月20日 自民党総裁選投開票?
 9月26日頃 安倍首相が訪米、国連総会で演説?
 9月27日 通常国会会期末
 9月30日 自民党役員人事の任期切れ

問題はこの後の政治日程だ。安倍首相は支持率挽回に向けて、おそらく外交カードを使ってくるだろう。

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