日本株はやっぱり「異次元バブル相場」になる

なぜ私は中国バブル崩壊でも「強気」なのか

夏休みのイベント「模擬金融政策決定会合」にサプライズ参加した黒田総裁。やっぱりサプライズがあるのだろうか(写真:ロイター/アフロ)

ギリシャ債務危機と中国株の下落に揺れた7月の日本株。結局日経平均株価で見れば、7月末は2万0585円で終わり、6月末よりも349円上昇した。今後はどうなるだろうか。海外要因に敏感な日本株なので、今回はまず海外からチェックしてみよう。

アメリカ株の位置をどう見るか

最初は欧州から見てみよう。4月に高値を付けた後、ギリシャ問題で下げていた欧州の株価は、そのギリシャ問題が小休止したことで若干戻したものの、今度は中国経済の減速懸念から、冴えない展開が続いている。

しかし、例えば長い間50を割っていたフランスのPMI(製造業購買担当者指数)が50を回復し、心配されていたスペイン経済も回復軌道に乗りつつある。強いイギリスやドイツには元々大きな問題はない。

次はアメリカだ。アメリカ経済に関しては、年内利上げの可能性が高いと言われている割には、出てくる景気指標や企業業績の数字は、それを裏付けるようなはっきりとした方向性が出ていない。結局アメリカ株は、なかなか力強い業績相場のスタートのきっかけがつかめないまま、モミ合いを続けている。

しかし、ダウは史上最高値の1万8312ドル39セント(終値、5月12日)対して約3.4%低い水準にあるだけで、いつでも「史上最高値更新」のチャンスありの位置にいる。S&P500に至っては、2130.82ポイントのそれに対して7月31日の2103.84ポイントはわずか1.27%、ナスダックのそれも1.74%やはり安いだけで、史上最高値水準の誤差の範囲にいる。

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