日経平均、さあいよいよ「倍返し」で上昇だ

「牛も熊も勝つ、だが豚は負ける」の意味とは

これからも短期的な波乱はあるが、筆者の予想は「2倍返し」である(ちなみに写真は新国立競技場の工事現場ではありません、KAORU/PIXTA)

7月は個人の「異次元的」買いが入っている

とにかくあわただしかったが、ようやく一息つけるのだろうか。2週にわたる「ギリシャショック」と「急落する中国株」という海外不透明要因から、日本の相場は「激しい外圧」にさらされたといっても良い。

東京証券取引所の投資部門別売買動向によると、外国人は、7月第1週と第2週で、現物先物の合計で2兆1241億円も日本株を売り越した。しかし、日経平均株価は7月9日に瞬間的に1万9115円をつけたものの、これを底に反転し、あっという間に関門と言われた7月高値の2万0500円台を更新した(17日の終値は2万0650円)。この原動力となったのは、外圧をはね返す、「個人投資家の『異次元的』買いエネルギー」だった。

7月のこの2週間の個人投資家の信用と現物、投資信託の買い合計額は7272億円になる。さらに第3週である先週は、日経平均は1度もマイナスなしの「5連騰」で、6月24日の年初来高値2万0952円をうかがう勢いだ。

「個人投資家の『異次元的』買いエネルギーという表現は、某テレビ番組の中であるキャスターが使った言葉だが、将来の「異次元」バブルを前提にした超強気論者の筆者としては、してやったりだ。
前回の記事「日本株は『ギリシャショック』後、買うべきか」でも強気論で成功したが、米国利上げ時期の後ずれ予測同様、だんだん筆者の思った通りのイメージができあがって来た感じがする。

次ページ今の日本株の相場は本当に強いのか
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 食べれば世界がわかる!カレー経済圏
  • コロナ後を生き抜く
  • 井手隊長のラーメン見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
悪用された「ドコモ口座」<br>セキュリティーに3つの問題

「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し事件。背景としては、回線契約がなくても口座が使える「ドコモ口座」自体と、安全性の脆弱なシステムで口座接続していた銀行側の双方に問題がありました。情報漏洩の経路も不明で、今後の対応が問われています。

東洋経済education×ICT