ある夫婦の年収が5000万円になったワケ 妻の才能発掘で、家族の人生が変わる!

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「今度こういうイベントをやろうよ」

「あっ、それ面白そう!」

「でもそのためにはこういう準備が必要だよね」

「じゃあ、僕がそれをやるから、君はこうしてみたら?」

「それでいけるじゃん!」

という感じで、無意識のうちにビジネスの話題となり、新しい企画が次々と生まれます。気が付いたら、夕方6時ごろから深夜0時ごろまで仕事の話をしていた、という日もよくあります。

それを聞いて、「仕事の話題ばかりなんて、なんだか味気ない」と感じるかもしれませんが、私たちにとっては、毎日の会話が楽しくて仕方がありません。

家族の可能性を広げ、高め合う働き方へ

夫婦2人が会社員というだけでは、同じ会社に勤めているとか、業界や職種が同じだとかでないかぎり、共通の話題は見つかりにくいものです。もちろん、そうじゃない夫婦も多いとは思いますが、一緒にやる事業があれば、「こうじゃないか」「ああじゃないか」という話題で盛り上がります。

旅行の計画を話し合うのと同じ感覚で、仕事の計画を話し合うようなもので、夫婦の会話がますます楽しくなるのです。

さらに特筆すべきは、協同してできるビジネスを持つことは、夫婦の可能性を高め合う効果があることです。

もともと妻は、自宅で子ども向けのピアノ教室を運営するかたわら、レストランなどで演奏するアルバイトでした。しかし、ボイストレーニングスクールを始めたのをきっかけに、特に営業力が開花し、今では僕の仕事も彼女が取ってくることがあるくらいです。

さらに彼女は、ブログでの情報発信力にも磨きがかかり、そのブログを見たテレビ関係者から出演のオファーがあり、出版社からも声をかけてもらっています。こんなふうにデビューできるなんて、少し前には想像もできなかったことです。

つまり家族でビジネスをすることは、夫婦の会話が増えるし、彼女のように隠れていた才能が花開くきっかけにもなるし、子どもにも起業を教えられるし、お互いが助けあおうという発想にもなる。

これこそ、家族の可能性をもっと広げることができる働き方ではないか、と僕たちは感じています。

そこで次回は、多くの人が疑問に感じるであろう「どうすれば妻(配偶者)の才能を発掘し、ビジネスを拡大していくか」という点について、わが家の事例をもとにご紹介したいと思います。

午堂 登紀雄 米国公認会計士

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ごどう ときお

1971年岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。大学卒業後、東京都内の会計事務所にて企業の税務・会計支援業務に従事。大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。2006年、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。現在は不動産投資コンサルティングを手がけるかたわら、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演で活躍。『捨てるべき40の「悪い」習慣』(日本実業出版社)など著書多数。

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秋竹 朋子
あきたけ ともこ

秋竹 朋子【あきたけ ともこ】
東京音楽大学ピアノ演奏科コースを経て聖徳大学大学院音楽文化研究科修士課程卒。ウィーン留学。国内や国際コンクールなど数々の受賞歴がある。ボイスト レーニングスクール「ビジヴォ」の代表として「声」「話し方」「歌声」に問題を抱えるビジネスパーソンおよび子どもたちの指導を実施。音楽家ならではの聴 力と技術を駆使した、日本初「超絶対音感」によるボイストレーニングが話題を呼び、各メディアからの取材、TV番組にも多数出演。
■ビジヴォ スクール http://www.businessvoice.jp/ 

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