au唯一の直営店、iPhone4Sに早くも予約待ちの行列
KDDI(au)は10月7日、iPhone4Sの販売を7日16時から全国のau取り扱い店で予約受け付けを開始することを明らかにした。
気になる端末の価格は、16ギガバイトモデルが2年契約で実質0円、32ギガバイトモデルが実質1万0320 円、64ギガバイトモデルが実質2万0640円というもの。通話料金は基本契約780円と980円の2種類。データについてはスタートから24カ月間は4980円となる「ISフラット iPhoneスタートキャンペーン」も行う(その後は値上げの予定)。
さらに、MNP(携帯電話番号持ち運び制度)を利用してiPhone4Sを購入した場合には1万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施する。これまでに、iPhoneを目当てにソフトバンクへ流出した顧客を取り戻すための作戦と見ることもできる。
この発表を受け、auの販売店では各所で行列が生まれつつある。
同社にとって唯一の直営店であるauNAGOYA(名古屋市中区)には10時の開店とほぼ同時に、2人が並んだ。先頭に並ぶ男性(社会人、31歳)が現在使っているのは東芝のbiblio(au)。「iPadを買って非常に使いやすいので、欲しくなった。発売日前日の13日は自分の誕生日なので自分への誕生日プレゼントです」と話してくれた。
2人目の男性(社会人、32歳)は現在、ソフトバンクユーザーでシャープのAQUOS SHOTを愛用している。「名古屋ではソフトバンクはよく繋がるが、ドラゴンズの応援で地方に行ったときに繋がらないので困っていた。auならば繋がりやすいので、この際、auのiPhoneでスマートフォンへ切り替えようと考えている」とのこと。
auNAGOYAの店員によると、同店が予約受け付けを行うのははじめて。「問い合わせがたくさん来ているので、午後からは相当の人数が並ぶのではないかと考えています。特に人数の制限はなく、皆さん1人1台、予約を受け付けます。予約の人数によっては14日にすべてお渡しできない可能性もあるが、どうなるかはまだわかりません」(店員)。
12時30分にはソフトバンクの料金体系発表もある。今日の夕方は各所に長い行列が生まれそうだ。
(山田 俊浩 =東洋経済オンライン)
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