渋谷「三井住友銀行+スタバ」は異空間だった アプリ会員は無料でソファやテーブルが利用可

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三井住友銀行 商談スペース
三井住友銀行の商談スペース。カフェスペースにもなる(画像:三井住友銀行)
三井住友銀行
上/コワーキングスペースの「SHARE LOUNGE」下/集中力が高まるブース席もある(画像:三井住友銀行)

そして2階にはCCCが運営するコワーキングスペース「SHARE LOUNGE」があり、座席数125席を用意。カウンターやテーブル、ブース席、個室など、自由に選ぶことができる。営業時間は7~22時で、ドロップイン(一時利用)は60分1650円から。月額利用は5万5000円から利用することができる。

高速Wi-Fiや電源などはもちろん、ナッツなどのスナックやソフトドリンクもフリー。仕事帰りや週末などには、ビールやハイボールなど、アルコールフリーのプランもあり、60分2200円から利用できる。

特別なスペースを使用できる会員サービス

多くのクレジットカード会社が、テーマパークや空港、駅などに無料で利用できるラウンジを用意し、カード会員向けのサービスとして提供している。このOlive LOUNGE 渋谷店にも同様のサービスがあり、地下1階にある銀行の相談ブースを、「Olive」会員なら無料で利用することができる。ここは本来なら立ち入ることができない特別なスペースで、プライバシーに配慮した個室や、実際に利用されていた貸金庫をリノベーションした個室もある。

カフェの奥にある階段を降りると「Olive」会員が無料で利用できるスペースに行ける(編集部撮影)

利用したい場合は銀行を訪れ、Oliveのカードやアプリを提示する。銀行の営業時間外にもスタッフは常駐しているので、10~22時(最終受付21時)の時間帯ならいつでも時間制限なく利用できる(混雑時は除く)。最大1名まで同伴でき、スタバの飲み物なども持ち込みできる。渋谷にいつでも利用できるカフェスペースを確保できるイメージだ。

そもそも「Olive」とは、三井住友銀行と三井住友カードが提供する個人向けの総合金融サービス。2023年3月より提供を開始し、現在のアカウント開設数は約300万アカウント。これほどアカウント数が急増した理由のひとつが、コンビニやファストフード、ファミレスなどのVポイント提携先で、Oliveのタッチ決済をすることで、基本7%のVポイントが貯まることだ。Vポイント提携先にはセブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、ガスト、すき家、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェなどがあり、対象店舗は拡大中だ。

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