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「休まなすぎ上司」と「休みすぎ部下」に必要な視点 休暇制度が整っていても「休めない」人がいる

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  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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この状況を変えない限り、「休まなすぎ上司」はなくならないだろう。十分に漕がず、期待通りのスピードでボートが前に進まないのなら、リーダーが部下の分までボートを漕ごうとするからだ。

休んでいるかどうかは、何にどれぐらい負荷をかけているか。そこで推し量ることができる。表面的な労働時間や、有給取得率などで計測すべきではない。

大事なことは休むことではない。正しいストレスマネジメントだ。労働時間が減らされて、よけいに負荷がかかっている現場はとても多い。

・労働時間を減らす

・休みを増やす

このことで、

・組織全体の負荷が減る

という結果が得られるならいい。しかし、そんな単純なものではない。組織全体の負荷を公正に配分することだ。それも視座を高くし、先を見通したうえで配分するのだ。

何度も立ち止まって見つめ直そう

目先の負荷分散だけを考えたら、どんどん組織の負荷は偏り、「休まなすぎ上司」と「休みすぎ部下」の格差がハッキリしてしまうだろう。上司の疲労はドンドンたまっていくし、若者はいつまで経っても成長しないしで、両者にとって決していいことはない。

上司は正しいリーダーシップを、部下はフォロワーシップを学ぼう。すぐに負荷バランスが公正になるわけではないが、何度も立ち止まってバランス配分を見つめ直すのだ。いったん立ち止まらないと全員の視座を上げることはできないからだ。

誰がどれぐらい労働時間を減らすのか、休みを取るのか、休みの時間に何をやるのかを考えるのは、それからである。

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