東京海上でも出向者が契約情報を「漏洩」の疑い 損保ジャパンに続き、「業界問題」の様相強まる

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東京海上日動火災保険でも代理店出向者による契約情報の漏洩疑義が発覚(編集部撮影)

東京海上日動火災保険から十六銀行の親密保険代理店に出向している社員が、他社の契約情報を出向元の東京海上に漏洩していた疑いがあることが新たにわかった。

損保ジャパンでも出向者の情報漏洩が複数判明

横浜銀行の親密代理店である朋栄は7月19日、損保ジャパンから出向していた社員が他社の契約情報を、出向元の損保ジャパンに漏洩していたと発表した(編集部撮影)

代理店出向者による情報漏洩をめぐっては、損害保険ジャパンの複数の出向者が、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)系の親密代理店や横浜銀行系の親密代理店から、契約情報を持ち出して出向元の損保ジャパンと共有していたことがすでに判明している。

損保業界最大手の東京海上でも同様の疑いが浮上したことで、情報漏洩事案が一気に業界問題の様相を呈してきた。

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