ホンダ「ヴェゼル」の改良点とベストバイ考察 マイナーチェンジでグレード変更、狙い目は?

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e:HEV Zのスタイリング
e:HEV Zのスタイリング(写真:本田技研工業)

グレードとしては、1.5Lの純ガソリンモデルの「G」が4WDモデルのみとなり(2WDモデルは廃止)、ハイブリッドモデルのe:HEVは「e:HEV PLaY」が廃止となったかわりに「e:HEV Z PLaYパッケージ」が新設され、「e:HEV X HuNTパッケージ」が新たに登場。そして以前からあるエントリーグレードの「e:HEV X」と先進装備を多く採用した「e:HEV Z」の計5グレード展開に改められた。

■グレード/価格
・e:HEV Z 319万8800円(FF)/341万8800円(4WD)
・e:HEV Z・PLaYパッケージ 355万6300円(FF)/377万6300円(4WD)
・e:HEV X・HuNTパッケージ 299万8600円(FF)/321万8600円(4WD)
・e:HEV X 288万8600円(FF)/310万8600円(4WD)
・G 264万8800円(4WD)
2024年3月22日に発売した新型SUV「WR-V」
2024年3月22日に発売した新型SUV「WR-V」(写真:本田技研工業)

ガソリンモデルに関しては、近いサイズの「WR-V」が登場し、そちらは2WDモデルのみの展開となっているため、キャラクターの被るヴェゼルの2WDモデルを廃止して4WDモデルのみとしたと考えられる。

一方のe:HEVモデルについては、「e:HEV Z PLaYパッケージ」が改良前の「e:HEV PLaY」に近いものとなるが、「e:HEV PLaY」は2WDモデルのみだったのに対し、マイナーチェンジ後の「e:HEV Z PLaYパッケージ」については4WDモデルが選択できるようになったのが朗報と言えるだろう。

e:HEV X HuNTパッケージでは、撥水・撥油機能のあるシート生地「FABTECT」を採用
e:HEV X HuNTパッケージでは、撥水・撥油機能のあるシート生地「FABTECT」を採用(写真:本田技研工業)

そして新たに追加となった「e:HEV X HuNTパッケージ」については、アクティブに楽しむユーザー向けにルーフレールや撥水・撥油機能のあるシート表皮などが備わり、よりアウトドアテイストを強めた仕様となっている。

グレード選びはほぼほぼ指名買い?

ヴェゼルを検討している人で、「e:HEV Z PLaYパッケージ」と「e:HEV X HuNTパッケージ」が気になっているという人にとっては、ほぼほぼ指名買いとなるはずだ。

e:HEV Z PLaYパッケージの外観
e:HEV Z PLaYパッケージの外観(写真:本田技研工業)

「e:HEV Z PLaYパッケージ」に関しては、ヴェゼルの中でも個性が際立つモデルとなっており、専用カラーの内外装や、マイナーチェンジ後のヴェゼルとしては唯一「パノラマルーフ」が選べるグレードとなっており、オンリーワンの個性を備えたグレードとなっている。

e:HEV X HuNTパッケージの外観
e:HEV X HuNTパッケージの外観(写真:本田技研工業)

そして「e:HEV X HuNTパッケージ」も同様に専用の内外装が用意され、こちらもほかのグレードでは設定されないルーフレールが備わるなど、こちらも欲しい人はこのグレード以外は考えられないという仕様と言えるからだ。

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