ホンダ「ヴェゼル」の改良点とベストバイ考察 マイナーチェンジでグレード変更、狙い目は?

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そうなると残るは「G」と「e:HEV X」、「e:HEV Z」の3グレードとなるが、「G」と「e:HEV X」はパワートレインが異なるだけで機能装備はほぼ共通であるため、安価な4WDモデルが欲しい人は「e:HEV X」の4WDモデルよりも45万円ほど安価な「G」がオススメとなり、駆動方式問わず安価なものをと考えているのであれば、24万円高(ただエコカー減税で諸費用はe:HEVのほうが10万円程度安くなる)で狙うことができる「e:HEV X」の2WDモデルを選ぶほうが満足度は高いと言えるだろう。

e:HEVのXとZは装備やメーカーオプションに注目

Honda SENSINGブラインドスポットインフォメーションの概要図
Honda SENSINGブラインドスポットインフォメーションの概要図(写真:本田技研工業)

残る比較グレードは「e:HEV X」と「e:HEV Z」のどちらにするかということになる。この2グレードの車両本体価格の差は約30万円となるが、「e:HEV Z」ではブラインドスポットインフォメーション、アダプティブドライビングビーム、ステアリングヒーター、18インチアルミホイール、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートといった装備が備わり、内外装の加飾も上級グレードらしいものとなる。

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またメーカーオプションとして後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載機、プレミアムオーディオ(10スピーカー)、ワイヤレス充電器が選べるのも「e:HEV Z」のみとなるため、これらのメーカーオプションの中でひとつでも欲しいと思うものがあるのであれば、「e:HEV Z」一択ということになるのだ。

逆にこれらの装備に魅力を感じないという場合は「e:HEV X」でも十分満足できる装備となってはいるが、最終的に手放すときのリセールバリューは上級グレードの「e:HEV Z」のほうが圧倒的に有利となることが想像できるため、乗り換えて次のクルマを選ぶところまで考慮するのであれば、「e:HEV Z」「e:HEV X HuNTパッケージ」「e:HEV Z PLaYパッケージ」の3グレードの中からチョイスすることをオススメしたい。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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