さすがに、時代設定やキャラクター設定が極端に特殊な映画だと少し違ってきますが、一般的な映画1本の中には、日常で使われる表現の基礎的な部分が、かなりの割合で含まれているものなのです。日本語の映画を考えたとき、そうではないでしょうか? 日本語の映画1本まるまるセリフがわかれば、かなりの部分をカバーできると思いませんか? 英語の映画も同じです。
日本語字幕、英語字幕を駆使して何度も見てみましょう。「日本語字幕→英語字幕→わからなければ止める」というプロセスです。勉強だと思わずに、これを日常で言われたらわかるか? という視点でやると楽しいです。Huluなどのサービスは、10秒だけ戻る機能が付いていて、学習にも最適です。
「日本にいながら英語を話す機会を作る」
独り言を英語で言ってみる。英語を話す機会で言うと、こんなに簡単なことはありません。かつ、あまりやっている人がいないのがこれで、独り言を英語で言ってみるという、拍子抜けするくらい簡単なことなんです。
これが意外と侮れない。自分はこんなにも話せないのか、と実感すると思います。シャワーを浴びた、服を着て外出する、髪をセットする、朝の朝礼に遅れそう、などなど。今、自分に起こっていることを英語で言ってみるところから始めてみましょう。日本語では考えたこともないと思いますが、当たり前のことですら、いざ英語となると言えないことだらけです。
逆に慣れてくると、「日常はこんなにも意外と少ない表現でカバーされているのか」とも気づくはずです。その後、ぜひ、ひとりインタビューに挑戦してみてください。自ら、英語で聞き手と答える役を1人2役でやってみるのです。
これは思考の整理に非常に役立ちますので、ぜひ英語の勉強だけでなく、日々の思考の整理術、クリティカルな視点を育てる意味でも、ぜひやってみてください。特にビジネスには役立つスキルだと思います。
「日本にいながら英語を話す機会を作る」という意味においては、最大のインフラのブレイクスルーのひとつが、このオンライン英会話です。筆者も英語学習でまずこれに取りかかり、今も継続して利用しています。
スカイプを使ったシステムで、英語の講師と毎日低価格で英語を話すことができます。これまでの高額英会話教室ではカバーできなかった部分、毎日話すという英語の力を上げるのに最も大事な部分をオンラインというアドバンテージを使って克服したのがこのサービスの特徴です。
1カ月の利用料金は5000円ぐらいが相場でしょうか。フィリピン人の講師を使っているサービスが多いのが特徴。発音などの部分を心配して二の足を踏む方が多いのですが、発音は無意識にうつるものではないのでご安心ください。
逆にネイティブと話していてもネイティブのようにはなりません。発音は先に紹介したPodcastや洋楽、洋画などでネイティブの音をまねして、自分の発音を向上させていくのがベストです。低価格で毎日英語でアウトプットできる機会はとてもすばらしいものです。はじめは緊張しますが、慣れてしまえばこっちのもの、英語での話し相手が増えたと思ってとことん話してみましょう。
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