若者たちが「脱原発」を訴え経産省前でハンガーストライキ、ツイッターで広がる賛同

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 今回も実施4日目にして手応えを感じている。大学の同級生などそれぞれの知人や恩師のほか、ツイッターやユーストリームの中継でストライキを知った老若男女が、日々大勢訪れる。また、英フィナンシャル・タイムズ(FT)やロイター通信に取り上げられるなど、世界のメディアの耳目も集めている。


■FTに載った自分たちの記事を読む

実際に「若い世代だからこそやりたかった」と岡本さんが語るとおり、若者がストライキに臨む意義は小さくない。この日も、ツイッターで活動を知った若者が話を聞きに訪れていた。
 
 関口さんも「普段、友達と原発について話すこともなかったし、原発問題に対してこれまで対話が足りなかった。だけど、若者会議やこうした場を通じて、恋愛でもいいし、原発でもいいし、対話をすることが大事だと思った」と話す。

福島第一原発事故からわずか半年、いまだ事故収束のメドすら経たない中、原発問題への世間の関心は早くも薄れつつある。若者が起こす無言の「抗議」は、国民の「関心」に再び火をつけることができるだろうか。
(倉沢 美左 =東洋経済オンライン)

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