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24年上期「映画興収TOP10」に感じる"先行き不安" 大作の数が乏しい一方で、期待高い作品も

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上半期のTOP10は以下の通りだ。

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TOP5のうち4作品と、ランキング上位をアニメ作品が占めているのは、例年通りだ。

ハイキュー‼とコナンの勢い

そのなかでも注目したいのは上位2作。

とくに『劇場版ハイキュー!!』は、関係者も予測できなかった大ヒットになった。これまでの劇場版シリーズの興収からしても、タイトルのファン層の規模からしても、公開からのスタートダッシュ直後は、100億円にどこまで迫ることができるかと見られていたが、一気に突き抜けた。

さらに近年、新作が公開されるたびに興収を伸ばしてきた『名探偵コナン』は、ついに150億円の大台を超えた。

今作ではタイトルの強さと、天井知らずの人気の伸びを示した一方、コアファンからは作品内容や、これまでのシリーズと比較したさまざまな意見が出ている。それでもライト層の新たなファンが、ここ数年で勢いよく増え続け、歴代最高興収を更新した。

劇場アニメは、コロナ下の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』から『ONE PIECE FILM RED』『劇場版 呪術廻戦 0』『THE FIRST SLAM DUNK』と、この5年ほどの間でスーパーヒット作品が登場し続けている。観客はマスにまで拡大し、アニメ映画の市場が広く定着しつつあることで、大きく映画の市場規模が底上げされている。それが今年上半期の2作の結果からもうかがい知ることができるのだ。

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