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人々の不安につけこむ「エセ医療」「医療情報」の罠 ワクチンに疑義を唱えた人々の動画が削除

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『「医療情報」の罠』特集バナー
何を信じ、何を疑えばいいのか。

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人の命を左右することもある医療情報。SNS上では私たちの不安につけこんだ、根拠に乏しい情報があふれている。本特集のタイトルは「不安につけこむ『医療情報』の罠」だ。

【配信予定】6月30日(日)
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7月6日(土)
Coming Soon!

「24時間以内にがん消滅」「アスピリンががんに効く」──。

グーグルが運営する動画サイトユーチューブで「がんに効く」と検索すると、このような見出しの動画がずらりと並ぶ。一見して科学的エビデンスがあるものとは到底思えないが、もし自身や家族ががんで余命を宣告されているという状況だったら、どうか──。

プラットフォーマーによる監視が強化

ユーチューブは昨年8月、著しく有害なコンテンツについての方針を刷新した。背後には新型コロナウイルス禍がある。とりわけ新型コロナワクチンについては一時SNSで「マイクロチップが含まれていて遠隔操作される」といった荒唐無稽な陰謀論が飛び交った。

そうした状況を受けユーチューブは、「新型コロナウイルス感染症に関連して展開された複数の陰謀論に取り組むなど、医学的に誤った情報に関するポリシーを更新した」という。

ユーチューブのようなプラットフォーム事業者は、これまでも違法薬物や詐欺・恐喝などの違法情報、性・暴力といった有害情報については削除したり、警告を発したりしてきた。サイト内を適切な状態に保つためだ。これをコンテンツモデレーションという。

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