有料会員限定

人々の不安につけこむ「エセ医療」「医療情報」の罠 ワクチンに疑義を唱えた人々の動画が削除

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

老若男女が閲覧し、一国の世論にも影響を与えうる媒体になったユーチューブやX(旧ツイッター)は、一民間事業者といえども公共性が高い。コンテンツモデレーションはプラットフォーマーに不可欠な業務になっている。

その一環で、近年プラットフォーマーの監視対象に加えられているのが、医療の「誤情報」だ。誤情報とは、科学的エビデンスがない情報のことをいう。違法情報や有害情報、偽情報と違って、誤情報は発信者に悪意がない場合も多い。言論・表現の自由にも関わるため、現実社会では緩やかに認められてきた領域だ。

事態は思わぬ方向へ

しかしコロナ禍で潮目は変わった。緊急事態下で政府や専門家が「誤情報は公衆衛生上の脅威」と見なすようになったことで、プラットフォーマーも方針を変えた。

関連記事
トピックボードAD