ミラノ博覧会で発覚!「かつお節事件」の衝撃 レセプションに日本産かつお節を持ちこめない

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日本産のかつお節を使わずに「最高の日本料理」はできるのか?(写真:NOBU/PIXTA)
【7月13日19時追記】
初出時に、EU基準を満たした現地産かつお節について誤った記述がありました。その後、レセプションにおいて、EU基準を満たしたかつお節が使用されているため、本文の一部を削除し訂正しました。

 

7月11日はミラノ国際博覧会の日本館で会期中最大のイベント「ジャパンディ」が行われる。夜にはステッリーネ宮殿で記念レセプションが開かれ、日本食や日本産食材を使用したイタリア料理などが供される予定だ。

ところが、このレセプションにおいて、日本料理の根幹ともいえる「かつお節」が日本からは持ちこめないという騒ぎが起きていることが明らかになった。

なぜこのようなことが起きたのだろうか。

日本はミラノ国際博覧会に75億円投入

そもそも、ミラノ国際博覧会とは何なのか。

「地球に食料を、生命にエネルギーを」のスローガンを掲げたミラノ国際博覧会は5月1日にスタートし、10月31日までの184日間にわたって開催される。148か国・地域・国際機関の参加と約2000万人の入場者が見込まれる「世界最大の食のイベント」だ。

このイベントに日本政府はなみなみならぬ意欲を示してきた。世界の食の市場は今後10年間で340兆円から680兆円と倍増することが見込まれており、日本の農林水産業や食品産業の発展のために、なんとしてもその成長を取り込む必要があると考えているためだ。2020年には日本産の農林水産物・食品の輸出額1兆円を目指しており、ミラノ万博は日本食を世界にアピールするのに格好の機会なのである。

万博参加にかかる費用75億円のうち、50億円は幹事省である農林水産省と経済産業省が拠出し、残りは10億円を出すJAグループなどが負担するという座組みだ。会場に建設された日本館の面積が約4100㎡で、参加国中5番目に広いというのも、日本政府の本気度が伺える。

だが、そこには大きなカベがあった。

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